「私の中のひとりのとり」
2年ごとの個展が終わりました。
ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました。
月光荘画材店のみなさま、大変お世話になり、ありがとうございました。
応援してくださったみなさま、また次の機会にお会いできるとよいなあと思っています。
昨日は搬出後、最後に来てくれた友人と小さく打ち上げしました。
夕方に有楽町のガード下、風に吹かれながら。
空には細い月が光り始めていました。
ネズミが右に左に一生懸命走りまわっていましたが、そんなことみんな気にしない、穏やかな夜でした。
ついついのんびりと話し込んでしまい、遅くなって帰宅すると、会場に飾っていて持ち帰った花のカスミソウを、ちーこが飢えた目でがしがしと食いちぎり始め、こりゃあわるかったと思いました。
2年後はどんなものを作ることができるようになっているか。
どうか2年後もお付き合いくださいね!
ねごと
後ろでちーこが寝ている。
寝言を言っている。
窓の外には満月。
時々自分の寝言で目を覚まし、「ナンカイイマシタカ?ワタシ」という顔をすることがある。
猫はどんな夢をみるのだろう。言葉のない夢なのかな。
私はまた夕べ床に転がって寝てしまい、自分の寝言で目が覚めた。
あんまり自分がはっきりしゃべっていたので、寝ている自分と目覚めた自分とふたりに分離したみたいな妙な感覚だった。
私の夢は言葉のある夢だった。
へたなドラマみたいな安っぽい夢。
日曜からカフカ・カフェが始まる。
山本先生と私はもう始まっているけれど、みんな揃ってどんなカフェになるのだろう。
どうかたくさんの方にお越しいただけますように。
kavka a kafka
私の搬入日はものすごい確率で雨とか雪が降る。
昨日も雨の中、パラボリカ・ビスに搬入。
いつも天気なんて気にしていられないほどいっぱいいっぱいなのであんまり気にならない。
広い壁にインスタレーション作品を展示させて頂きました。
近々オープンするカフカ・カフェというイベントへの参加作品です。
カフカは『変身』ぐらいしかちゃんと読んでいなかったのだけど、短編集を読んでいたらチェコアニメのような映像が浮かんできて、するとどの話もスルリと気持ちに入ってきました。
今回は昼間の仕事中にぼけっとしている時、唐突に浮かんだイメージを形にしています。
最近私の頭はどうも言葉で表現することをすっかり放棄してしまったみたいで、絵とか映像とかでいろいろ説明できたらよいのですがそれも難しいので、ぜひ作品をご覧頂き感じてもらえたらなと思います。
浅草橋のパラボリカ・ビス2階のカフェで待っています。
平日は13時から20時まで。土日祝日は12時から19時まで。
どうぞよろしくお願い致します。
物語の中の少女
今日からパラボリカ・ビスで「物語の中の少女」が始まりました。
制作がなぜだか思うように進まず、一人の少女の顔を描くのに何十人分もの顔を描くことになっちゃっていました。
今並んでいる少女の顔の下に、そんな時間が沈んでいます。
初日に行ってみてせっかくの空間があまちゃってるのがさびしいかなと感じたので、まだもう少し描いて追加するつもりです。
でもまた何十人分も顔を描くことになったら、そんなに変化はしないかもしれないのですが・・・。
期間が長いのでどうかぜひ足をお運びください☆
ノワール終了しました
「noir」終了しました。
お越し下さったみなさま、遠くから見守っていて下さったみなさま、nuisanceのみなさま、ありがとうございました。
そして原さん、七里さん、本当にありがとうございました。
ライブと上映会、宝ものです。
呆けて忘れてしまわないように健康管理します。
早苗さん、nuisanceに誘ってくれてありがとうね。
あの空間で展示できてよかったです。
いつもと違うことができて本当によかったです。
一緒の展示三度目のヒロカさんにはいつも教えられることばっかりで。
またいつかいろいろ教えてね。どうもありがとう!
ずっと夢の中にいるようで、ふわふわと過ぎた2週間ちょっと。
今回は自分なりに実験をちょこっとしたのと、初めての空間でいつもより心ここにあらずな準備期間でした。
体も部屋も猫の心もなんだかちょっとボロボロになっちゃって、しばらく修繕が必要かな。
しかし今年は10月に個展があるし、5月にもまた展示があるかもしれません。
早めに修繕して次に備えます!
ありがとうございました。