2月のドア

「あなたと一緒にいると眠たくなる」と言われた。
私がずっと眠たい空気を生み出し続けているからかな。
眠くて仕方がない。
地下鉄に乗っていると、たとえ一駅でも眠ってしまう。
仕事していて小言をちくちく言われていても、そんなもの右の耳から左の耳で、密かに眠さに耐えている。
毎晩早く眠ればいいのに。
だけど夜は限られた時間がキラキラしていて、何をしてみてもどうしようもなく楽しくなってきてしまう。
ああ、もう2月だ。