物語

11日の日から、制作する気になれず本ばかり読んでいた。
この間のペーパードールはもうずっと前に出来上がっていたもの。
昼の明るい光の下で撮ったら、「イラストレーター使ったみたい」とか言われる写真になってしまった。そんな技術、私にはないの。


最近読んでいたのは小川洋子さんの『物語の役割』
人は受け入れがたい現実を「どうにかして受け入れられる形に転換していく。その働きが、私は物語であると思うのです」
繰り返し小川さんはそう書いている。
私の中にもそういう物語がある。そうやって物語に救われて生きていける。