ダーガーさん

雨の中、ヘンリー・ダーガー展に行く。
昔、ワタリウム美術館にも見に行ったので、どういうものかわかっていたはずだけど、今回のほうがぐっと自分の中に入ってきたかもしれない。
私も変わったのだと思った。
展示されていた以上のものを自分のためだけに描き続けたダーガーは私から見たらしあわせだったと思う。
時々いろんなことを遮断したくなる自分が、ダーガーのようにこもって制作したらどんなものを作るのだろうと考える。
でもその発想さえも私はずるい。