十月の猫

maki-no2011-11-01

猫に始まり猫に終わる日々。


10月は子猫たちに出会い、17年家族だった猫が逝ってしまった月。
大声で泣いていたら、子猫たちは、どうしょうという顔でじっと見ていた。


夜中に静かなところで作業していると、音もなく寄って来て膝をたたく。
なんだかいつも私の周りにいて、寂しくなくしてくれてんだか、うるさくされてんだかわからない。
どんなに言ってみてもちゃぶ台の上にのぼる。
ラーメンなど食べているとやって来て丼をのぞきこむ。
ダメダメと注意してみてもまた来る。
言葉が通じない。
だけど彼らにしてみればこんな、なに言ってんだかわからない生き物にすべてをたくしているんだから考えてみればすごいことだ。