夏の始め

maki-no2012-07-20

7月に入って、残っていた親不知を抜いた。
切って、顎の骨を削り、歯を切断して取り出して縫う。
前回は2時間かかり、血管は切れるし、神経は麻痺するし、もう二度とイヤと思っていたけど埋没していた反対側が出てきてしまったので。
かかりつけの先生に、前回とは違う大学病院を紹介され、慣れている先生だから安心して行って下さいと何度も言われながらも不安でいっぱい。
しかし、今回はものすごく腕のいい先生が20分で終わらせてくれた!
頬から首まで腫れ、痛みが強烈なことにはかわらなかったけれども。
手術中、先生のお腹がぐーっと鳴っていた。
お腹が空いているのにスミマセンと言いたかった。
夕方家に帰り、窓から入る風に吹かれてぼーっとしながら、もうこれで歯科的に怖いことはない!としみじみ思った。
そのまま朝まで窓辺で床に転がったまま眠り続けた。
時々目を覚ますといつも2匹の猫がそばにいた。
街灯に照らされて横顔を見せて。時には顔を覗き込んで。
心配してくれていたのかな?
その後、抜糸も済み、まだ痛みは残っているけれど、やっと普通に食べられるようになった。


私がまともになったら、今度は猫のちーこがブドウ膜炎になってしまった。
最近元気がなく、昨日の朝、左右の目の色が違って見えたのですぐに病院に行った。
痛みが強いので元気がないのでしょうと言われた。
治るまで時間がかかりそう。
昨日よりはしっかりしてきたけど、寝てばかりいる。
ちーこはよく「にゃおーわん」と大きな声で鳴く。
早くまたあの声が聞きたいよ。