ことば

夕べちーこは掛け布団の上におしっこした。
もうオトナなのでトイレはしっかり覚えているのに、時々してしまう。
いつも決まって掛け布団に。
夕べはあんまり鳴いて騒ぐので、おやつをちょっぴりやったのに、更に鳴き続けるのでとほとほな気持ちで無視していた。
それでも子猫みたいに鳴いて鳴いて歩き回っていた。
それから布団の上でしゃかしゃかしゃかしゃかし始めたので、まさか!と思ったらもう遅かった。
ベッドカバーを通過して布団カバーも楽々通過し、羽毛布団に到着してしまっていた、ちーこのおしっこ。
目を吊り上げながらバシャバシャ洗濯。
いろいろすませて見ると、寝床の向こうからじーっと見ている。
ちーこは最近目力が強くなったというか、目の表情が豊かになり、何を言いたいのかわかりやすくなった。
一緒に寝ようと言っているのだ。
いつまでも起きてぐずぐずしてる私に、ただそう言いたかったのだと思う。


いろんなイタズラをされたり、心配させられたりするけど、猫と一緒にいる時に私はよく「ああ、しあわせだねぇ」と言う。