カラス

この間の可燃ごみの日、向こうの赤いマンションの上には10羽以上のカラスがとまっていた。
電柱にはてっぺんにそれぞれカラスがとまっており、うちのアパートの屋根にも、向かいのアパートの屋根にも、歩きまわる足音がカツンカツンと聞こえ、そのほか右へ左へと飛び交っている。
そしてやたらと「カアア、カアア」と声が重なる。
その眺めはカラスの街という感じ。
なんだったのだろう。可燃ごみの日がいつもあのような状態になるわけではないのに。
人間の世界の一層上に、鳥の世界があるのを実感した。

ぐずぐず制作していたら、今日もまたカラスが鳴く時間。