2009-01-01から1年間の記事一覧
更新もほとんどしていないだめだめなホームページを、今年一年それでも気にかけて訪れて頂いて本当に感謝しています。 今年もまた様々な出来事があり、なんにもない年なんてありえないのだなぁと思っています。 私はこのところ人生の何箇所分をも振り返って…
この間、風呂に入っていて奇妙なことがあり、家の風呂に入るのに躊躇している。 早い時間に入ってみたり、銭湯に行ってみたり。 久しぶりの銭湯は気持ちが良かったな。 東京に来てから何年も銭湯通いしていた。銭湯で美しい人が本当に美しい人だと思っていた…
お風呂に入らないし眠らないし休まないし、そんな生活していて髪の毛がなくなってもいいの?と聞いたらいいと言う人がいた。 そんなことより身を粉にしてやりたい仕事をするのだ。 また、歯がどんどん折れるのだと言うから、歯医者に行かないと歯がなくなる…
夕方、また商店街をぶらぶらしていた。 クリスマスソングのオルゴールが流れていた。 どの花屋の前もポインセチアとシクラメンがいっぱい。 高いなあと思いながら見ていたらとても小さな、手頃な値段の鉢を見つけた。 花びらのふちがちりちりっと丸まってい…
明日はハローワークの日。 仕事がなくなったと友人に話すと、その友人たちの周りにもこんな人がやはりほかにもいるらしい。 ハローワークは大変な混雑で、こんだけ人がいたら何かできるのではないかなんて考えてしまう。 毎日自分と話をしてる。 わかってく…
DVDが壊れたのでさびしい。 この間ビデオで録画した「フジコ」ばかり繰り返し見ている。 DVDが元気だと「ヨコハマメリー」ばかり繰り返し見てしまう。 もう、ここでこの人がこう言うってところまですっかり覚えている。 人にはわからない私のインスピレーシ…
夜、商店街をぶらぶらと歩いていたら、男の人が二人歩きながら話していた。 「絵はね、描いて描いて描いて描いて描きまくるしかないんだよー。そうしてるうちに描けるようになるから」 とても細くて小さな、おしゃれな格好した人が先輩で、後輩の背の高い人…
この頃ラジオを聞いている。 目は作業できるから都合がよい。 今はラジオ深夜便を聞いてる。 「星屑の街」がかかっているよ。ちあきなおみが歌っている。 「両手をまわして 帰ろう 揺れながら 涙の中をたったひとりで」目がくたくたなので今日はおしまい。
夜、ヨーガの教室まで出かけたら鉄の門が閉まってた。 なんと予定外のお休みだったのだ。 よく見れば教室のスケジュールは訂正されていたのに。よく見ないから・・・。 富士そばでたぬきそばを食べて、運動しそこねたので二駅分歩いて帰る。 空をよく見れば…
今日から夜の住人になりました。 昨日まで働いていた所は辞めることになったのでしばらくは。 「もういらない」と言われるのは結構しんどいものだと、人の日記に書いてあった。 その人と同じ頃私もいらないと言われ、こんな所に仲間がいるっと嬉しくなった。…
うちのベランダは原っぱみたいに雑草がはえ、その間に盆栽が埋まっている。 この間の夜、洗濯をしようとしてベランダに出たら、ものすごく大きなナメクジが、見えてるだけで3匹いた。 よく肥えており、私の人差し指より長い。 ただ者ではない感じ。 アパート…
一昨日の夕方、アカヒレが旅立っていった。 ひさしぶりに泣いたら、涙より鼻水の方がいっぱい出た。 目がぱんぱんに腫れた。 水槽をトントンとたたくと寄ってきたり、何か言っているように見ていたり、こんな小さなさかなでも気持ちがあるんだと知った。 だ…
小さな家族の具合がわるい。 アカヒレのこと。 いつから一緒にいるのか、よく考えたらもう5年目に入っているかもしれない。 ふと気がつくといつも小さな目が私を見てくれていて、たくさん感謝している。 仕事に行くのがつらい。 おいて行くのがつらい。 心の…
休憩時間にせんべい食べながら見ていた景色。 胸の中に日々たまっていくものがある。 そんなものを視覚化したらこんな感じかもしれない。 家に帰って怒りながら洗濯したら、頭を冷やせというように雨が降ってきた。
部屋の模様替えをして、作業机ができた。 今までは折りたたみ式の机を出してきては作っていた。 蛍光灯をつけて机の前に座ると、とても新鮮な気分。 机の横の小さな壁には大好きな絵を貼り付けた。 こつこつ作りたい。 三点倒立ができるようになった。 時々…
武田百合子さんの『富士日記』の中に、山の家の工事にやってきた地元の人たちの弁当のことが書いてある。 「弁当箱には、ごはんがびっしりお餅になってしまったように詰まっていて、もう一つの同じ位大きい弁当箱には、ほうれん草か小松菜らしいおひたしが、…
ここ数日、うちのアパートの近くで喧嘩するいろんな男女がいる。 一昨日は泣きながら涙声で怒る女の人、今夜はものすごい剣幕で怒る女の人。 どちらの場合も男の人は時々、周囲を気にするように遠慮がちにぼそぼそしゃべる。 大きな声で周囲を気にしないのは…
夕べ、「ジョゼと虎と魚たち」を観た。 前半が好きになり、繰り返し観てしまい、何度目かで最後まで観てくるしい気持ちになった。映画の中の人々はいつも簡単にはしあわせにならない。 とても好きな映画。どうして今まで観なかったのか!これは田辺聖子さん…
あまりエアコンも使わないまま、なんだかもう秋の気持ち。 この夏はヨーガの三点頭立の練習ばかりしていた。まだ足が伸ばせない。逆立ちなんて中学生以来だ。こんなことが楽しくてたまらないなんて、人生どこに楽しみが転がっているかわからないなぁと思った…
夜、地震があった。東京は震度4。 仕事場にいたのだけど、高い所にあるので余計に揺れた。 いつも仕事に行く前に、地震が来たら赤ひれの小さな水槽はどうなるのかと少し考える。 いつもは水槽が倒れないようにとしか考えないけど、今日はなんだか気になって…
昨夜、図書館の期限切れの本をこっそり返しに行った。 図書館は10分くらい歩いた所にある。同じ道を帰るのはつまらないから、遠回りして帰った。 図書館の辺りは道が整備されていなくてくねくねしていて、昔からあまり変わってないのだと思う。 微妙なカーブ…
満月の晩。 また夢の話。 この間は仕事から抜け出して焼き鳥を食べに行く夢を見た。 焼き鳥は普通の駅の売店みたいな所で売られていて、ビールを飲むわけでもなく、新聞を買うようにタレを一本買った。 その売店には雑誌に並んで透明な箱に藁を敷いたものに…
生まれて初めて人の作品というものを買った。 レコードやCDは別にして、その人がそこにいてその作品と向き合って作られ、その人の手も息も触れたものを、自分が買うなんてことがあるなんて思ってもみなかった。 人魚の絵を買いました。人魚をひとり買った…
今朝方夢を見た。 色鉛筆で描いた絵がいっぱい入った、長い長い手紙をもらった夢。 旅の途中の、電車の中の出来事が書かれていた。 随分久しぶりだなあ、元気そうだなあ。 今ならうんといい友達になれるなあと夢の中で思っていた。 そうして目が覚めて、もう…
自分が見えなくなっちゃって、なんだかわかんなくなっちゃった時、こどもの頃の自分が助けてくれる。 今の自分は薄まっちゃったわたしなのだろうかとふと思う。 こどもの頃の自分の方がずっと濃くて、わたしの原点がぎゅっと詰まっているから。 でも仕方がな…
休憩時間に久しぶりに本屋に行った。 そうしたら読みたい本だらけだった。 どれもこれも面白そうで、みんなほしくなった。 自分好みの小説も新書も料理本も健康本も。 迷って、なんにも買わなかった。 さっき、とある画家の絵を見ていて、「こういう絵を描い…
今日も仕事。明日も仕事。 今日、駅に行く途中の通称猫通り(猫が何匹もいるから)を歩いていたら、小雨の降る中、ご飯はくれるけれど家には入れてくれない家の外猫さんたちが、エアコンの室外機の上で寝ていた。 彼らは一年中その家の外で過ごしている。大…
16年前、新しく始めた仕事の初任給を握り締めて人形学校に申し込みに行った。 給料は13万数千円だった。 学校の玄関の外で、先生が椅子に座っていらっしゃって面食らった。 そこからここまでぼちぼち続けてこられたなあ。 そんなことを思い出しながら、この…
Bunkamuraへ少女幻想綺譚を見に行く。 そして、今日は絵に一目ぼれしてしまった。とても高くて買えないけれど、ああ、ほしいなあという気持ちを強く味わった。 恋焦がれるように何かがほしくなるなんてこと滅多にないから、そのようなものに出会えただけでし…
このところいろんなことが起き、生活が加速している感じがする。 必死について行こうとするけれど、体力が続かないーーっと思いながら今日出かけたら、鞄の中に財布が入っていないことを定期券で乗った電車の中で気づいた。 財布がなければどうしようもない…