カクレクマノミ

時には感情が激しく揺れ動いて、この間なんて茶碗をたたきわったりして。
今夜なんて買ってきたばっかりの団子を床に投げつけるところだった。
もったいないの神さまが団子を救ってくれた。おかげで明日、朝ご飯のあとのデザートが食べられる。


休憩時間、熱帯魚屋さんに、赤ひれ用ウィローモスを買いに行った。
新しい水槽の宣伝用に、カクレクマノミが一匹だけ小さな水槽に入れられていた。前進しては後ろに流れまた前進を繰り返しながら、流れてくる小さな泡をぱくっと食べていた。クマノミのひとり遊び。